【種類別】爪水虫ってどんなもの?詳しい原因と症状、治療方法のまとめ

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爪水虫の原因・症状・治療

水虫には大きく分けて4種類あります。

それが
趾間型・小水疱型・角質増殖型・爪白癬の4種類。

これは手でも足でも一緒です。

この4種類の中で最も完治が難しいとされるのが「爪白癬」です。
どうして爪白癬は完治が難しいのでしょうか?

また爪白癬を引き起こす原因とは一体なんなのでしょうか?

ここでは爪白癬について詳しくまとめていきます。

爪白癬の原因とは?

爪水虫

多くの場合は足白癬があった上で爪白癬が発症するケースがほとんどです。

足白癬を放置することで、次第に水虫が進行し、爪にまで感染が広がるというパターンにより爪白癬を発症するケースが多いのです。

爪の内側に気を配っていますか?

爪の垢取り方法
参考:爪の垢取り専用器具

足の爪は手の爪と比べて伸びるのが遅いですね。
そのため、月に1~2回しか爪を切らないという方も少なくないのではないでしょうか?

こうなると、メンテナンスがおろそかになりやすいのが爪の裏。
指と爪の間です。

足は靴下などの繊維質なもので常に覆われていることが多く、歩行することで足との間に摩擦が生まれます。
ここでちぎれた細かな繊維は爪の間に溜まります。

これに皮脂や剥がれ落ちた角質などが絡まり(=垢)、白癬菌が育つのに適した環境を作っていくのです。
足の爪を切ると、なんだか臭い。
そう感じる方は爪の中に上記したような白癬菌の温床を作っている可能性があります。

入浴時には柔らかい歯ブラシで爪と指の間の汚れを落とす習慣を持ったり、こまめに足の爪を切るようにしましょう。
ただし、足の爪は深爪になりやすいので、切りすぎには注意が必要です。
(※足の深爪は巻き爪になりやすいです)

爪白癬はどんな症状になる?

爪白癬は早期であれば爪の一部分が白っぽくなってきます。
爪白癬の初期症状
出典:爪水虫闘病記

次第に爪がパサパサとしてきたり、縦の線がたくさん出てきたりします。
爪水虫
出典:【爪水虫(爪白癬)の原因・治療法ガイド】-Welq

この時点で気づけるといいのですが、これを放置しておくと今度は爪全体が白濁~黄色味がかってきます。
さらに放置を続けることで、爪は肥厚し変形するようになってきます。

爪水虫が進行したケース

爪の変形や肥厚が悪化することで、歩行が困難になってくることもあります。
しかし、ここまでの進行は年単位で放置したケースです。

爪水虫も早い段階で治療することで、ここまで悪化させることなく完治も望めます。

爪水虫の治療とは?

以前は爪水虫の場合は内服薬以外は効果がないと言われてきました。
薬を塗ったとしても硬い爪には浸透しないためです。

しかし、平成27年、爪水虫に画期的な新薬が登場しました。
それがクレナフィンです。
クレナフィン

これまでは飲み薬しか効果がないと言われていた爪水虫を「塗り薬で治療できる」というもの。
今では爪水虫の第一選択薬となりました。

ただし、薬価が高いというデメリットもあります。
年単位で使用する場合には片足一か所でも5万円前後。
両足の場合は10万円程の出費になる計算です。

とはいえ、これまで爪水虫で服用していた飲み薬は肝機能障害を起こす可能性があり、月に1回定期的に血液検査をして肝機能を調べる必要があったのに対し、こちらは大きな副作用はありません。

安全性の高さ、利便性などから薬価が高くてもクレナフィンの普及は進んでいます。

どれくらいの期間、治療が必要なの?

爪水虫の治療期間

爪水虫の完治は爪の生え変わりまで治療を行う必要があります。
年齢による差もありますが、通常足の爪が完全に生えかわるには1年~1年半かかると言われています。

つまりそれだけの期間、治療を継続する必要があります。

途中、爪の状態が改善し、まるで完治したかのように見えることがありますが、それでも治療は継続します。

白癬菌はカビです。
胞子で増えるという特性があります。

外部からの攻撃でダメージを受けやすい白癬菌ですが、胞子はしつこく爪の深部に残っていることがあります。
この胞子までも完全に根絶させるためには、症状が軽快しても治療を継続する必要があるのです。

爪水虫は再発率の高い水虫です。
再発を防止するためには症状が無くなっても治療を続ける。
これしかありません。

爪水虫の予防法は?

爪水虫はいきなり発症するということは稀です。

基本的には前述したように、足白癬からの延長で発症します。
なので、爪水虫を予防するには足白癬の段階で完治させてしまうことです。

さらに水虫の好む環境を作らないために、できるだけ足を清潔に、そして乾燥させることが重要です。

爪水虫のまとめ

爪白癬の罹患者は日本国内では10人に1人の頻度で起こっていると言われています。

またその内60歳以上が40%を占めています。

長い時間をかけてじっくりと進行する爪水虫。
高齢になって、免疫力が下がってくる頃に急激な悪化を見せることもあります。

こうなってからでは完治がより難しくなってきます。

水虫は早期発見・早期治療が鉄則。
さらに再発防止も重要です。

たかが水虫と放置することなく、早い段階で向きあうようにしましょう。


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